男の人って。

2010年8月23日 日常
なんだかなぁ~と思う出来事。
職場で一緒のチームだったSさんが、この度異動することに。
私よりひと回り年上の男性だけど、役職は私のほうが上だった。
とは言ってもその部署でSさんはベテランだし、仕切らなきゃいけない私が
頼りないもんだから、私が転勤してきた2年前から
色々教えてくれて、頼りになるヒトだった。
わたしが、上司にけちょんけちょんに言われて、
涙をこらえて席についている時も、
「蝶々さん、ちょっとコーヒーブレイク行きましょか~」なんて
さりげなく誘い出してくれたりする優しいヒトだった。
そんなSさんが異動するって聞いてショックだけど、
まぁ仕方ないよね。
いつまでも人に頼ってるわけにもいかないし。
Sさんいなくなっても頑張ろーって思ってた。
で、先週Sさんの送別会。
飲み会の席で、順番にみんなに挨拶に回ってて、
私のところに来た。
わたしは今までの御礼を伝えて
「Sさんが明日からいないかとおもうと寂しいですが、、、」
とか言ってると、うるうるっときちゃった。
そしたらSさんが、私の耳元に口を寄せて
「そんなふうに言わないで下さい。俺もツライです。
蝶々さんにもう会えないと思うと。一人の男として。」
一人の男として?
うるうるしてたのが、引っ込んだわ。
あらー、彼もそういうコト言うヒト?
すっごい愛妻家で子煩悩で有名だったんだけどなぁ。
聞かなかったことにしようと思い、
「では、お元気で~」と明るく切り上げた。

それから一週間後、週末に夫の元で過ごしていると、
Sさんから電話。
なんか仕事の引継ぎで言い忘れたことでもあるんかな?と
思ってたら。
「いま◯◯(私が住んでるトコロ)に来てるんだけど、ちょっと会えないかなと思って。」ですと。
普段とは違う甘いしゃべり方だった。
「無理ですー。今オットと一緒に帰省中で、これからオットと出かける予定で、オットの実家にも行かなきゃいけないのでー。」と必要以上にオット連発。

しかしながら、Sさんにはおどろいた。
そんなひとには見えなかったんだけどなー。

オットも愛妻家のフリして油断ならないかも。
あんまり自由にさせてちゃダメだわ!と思い直す。
オットにとっちゃ、とばっちり。



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